自分の才能に限界を感じ、追いつめられた倉沢は、屋上に立つ。
ゆらゆら立ってて本当に落ちそう。こわいよう。
それを見てまたまた気絶しそうになる零だが、
歯を食いしばって階段を駆け上る!
この時の乱れた髪の間からのぞく目と、食いしばった上下の歯がきれい。
横をむいて笑う姿なんかも歯がきれいだから本当に口元が上品。
「流星雨」のMVに出てくる「花沢類」風の穏やかな横顔とか、
仔仔の美しく印象的な横顔が私は大好き。
いつまでもこの横顔を眺めていたい。
遠くの柱のかげから・・・。
もしくは斜め後ろの席から・・・。
狂ったように倉沢をひっぱり下ろし、何度もなぐりつける零。
まるで何かにおびえるように。
零には何か病気でもあるのかしら、弟の死と何か関係があるのかしらと
いぶかるキラ。
達也に相談すると、何と零は親友の達也にも
弟がいることさえ話していなかった・・・!
自分で自分が心配になって、昔入院していた精神病院を訪ねる零。
この日のファッションがすごくステキ。
白のライダースジャケットにベージュのカーゴパンツ。
肩に入った赤と紺のラインがかっこいい。
白が映えるのはやっぱり王子だから。
本人は「王子様」なんてウンザリだろうけど、
やっぱり婦女子にとって仔仔は永遠の王子様なんだもの。
あんまりカッコイイので旦那にも見せると
「うん、かっこいいね。」って認めました!
私がしつこく「信じられないくらいかっこいいよね・・・」と言うと
また「うん」って。
普段F4の歌を練習していると「シャンシャンいってる」
(「Ask for more」Aメロあたり)って
バカにされるんだけど、あ~なんかこれで全て許せるわ。
授業中、山田太郎ばりに熟睡する零が寝ぼけて
「目標はGP500で優勝することですっ!」と
思いっきり叫んでしまったシーンがおもしろかった。
その後零は、知り合いの元バイクレーサー明高が営むバイクショップに
キラを連れていく。
零が明高のチームで日本でのレースに出場することになり、
その打ち合わせの為だ。
明高はレース中の事故で、片足を失っていた。
明高の妻でレーサーの響子から、キラは聖の死因が
自殺であることを聞かされる。
幼い頃に母を亡くしたあと、なぜか二人が外国の親戚に預けられたこと。
零と聖がとても依存し合っていたこと、
零が自分そっくりな死体を見てしまい、鏡を見ることができない程
ショックを受け、精神が壊れてしまったこと。
そして持て余した父親に精神病院に入れられたこと。
鏡の話を聞いたキラは、美術展出品のため零に頼んでいた
モデルの話を撤回しようとするが、
零は「ちょっとこわいけど、お前の描いた俺を見てみたい」
そして零の口から初めてキラへの愛の言葉が!
「お前に会ってこわいものが増えた。
今一番恐いのはお前を後ろに乗せること。絶対事故に遭えないから。
お前を失いたくない・・・。」
これまで二人の間に「好きだ」「愛してる」「つきあってくれ」
みたいな言葉は一切ない。
でもどんな言葉よりも零らしく、心に響く愛の言葉だと思う。
レースに出場するため日本に発つ零だが、キラは
ママのお許しが出ず応援に行くことができない。
キラの父親は暴走族との事故で亡くなっており、
母親はバイクに乗る零との交際をよく思っていないからだ。
浜ちゃん、達也、晴美の三人が応援に行くことに。
この頃、晴美とキラはすでに親友になっていた。
別れ際にキラはピンクのリボンを零の、端正なお顔のわりに
ぷにぷにっとした腕にまきつけお守りにわたす。
渋谷の「華流Festa!」で仔仔の手形を見たんだけど、
お手々を見たとき何か意外だった。
細くて長い指を想像していたら、ぷにぷにだったから。
そしてよけいに好きになってしまった。
もしかしてF4の中では足が長い方じゃないかもしれないことに
気づいた時も、ますます愛しくなってしまった。
それにしても、零のライダースーツ姿は超かっこいい~!!
これ以外の言葉は思い浮かばない。
「FUN FAN RUN」に出てたノリックも才能あってかっこいいんだけど、
仔仔と並ぶと・・・あまりにも仔仔は美しすぎた。
予選で思うようなタイムが出なかった零だけど、
次の日、コースをジョギングしながらレースのイメージをつかむ零は
すごく伸び伸びしてて、楽しくて仕方ない様子。
プレッシャーなんて微塵も感じられない。
このシーンなんだか「ロッキー」みたいです。
本戦の前にキラが電話越しに送る「ん~っちゅ!」が
慣れてない感じでかわいいです。
昔レースやってた旦那によると、
(東北出身でロケ地の菅生は何度も走ったそう)
ちょっとフィクションな部分もあるかな?
あの歩くトンネルみたいなところは通らないとか。
スタート前あんなギリギリまで顔出してないとか。
相手を妨害するために接触するなんて絶対しないとか。
理由は「自分の命の方が大事。」
そりゃそうだ。お互い高速で走ってるんだから。
だけどわざとやらなくても事故は絶えないとか。
危険なスポーツであることには変わりないのです。
難しい話は抜きにして、とにかく零のレースシーンを楽しもうっ。